酒場という聖地へ

酒を求め、肴を求めて彷徨う・・・




松原亮嘉の酒場放浪紀

(初めての広島県外編)

しとしと降る雨の中、
鯉川筋の左(西)の細い路地を
入っていく。


地図が無いととても説明しにくいが
JR元町駅から非常に近い場所にあるのが
今回の目的地。


「神戸牛ステーキ 神戸ぐりる工房」

カウンターオンリーの小さな店は
暖かい光に包まれつつ
ジャズがかかる独特の雰囲気。

1杯目のビールのお供に選んだのが
特製サラダ

生ハムと湯葉が乗ったゴマドレッシングのサラダは
小さく切られたパプリカの苦みが丁度良いアクセント。
「珍しいものが食べたい」私が次に選んだのは
霜降りお造り

灘の地酒をお供に、とろける脂とスタッフとの会話に
舌鼓を打つキザな27歳


会話も酒も進み、
「そろそろ焼き物かな」
と思った私は、王道なサーロインやロースではなく、
ブリスケ(肩バラ)とモモをオーダー。



ブリスケはしっかりと焼かれ
ほおばるごとにその脂にうなづく。
合わせた赤ワインは比較的サラサラ
したタイプではあったが、かえって
脂がスムーズに流れていくような、
そんな印象を受けた。



レアで焼かれたモモは
一口ほおばり噛むこと数回、
脂、歯ごたえ、甘み、どれをとっても
正に美味である。


私はこれには白ワインを合わせたが
これが素晴らしきマリアージュであった。


すべてが進み、ダバダロゼ氷無水割
スタッフとの会話をデザートにしながら
自然と時は過ぎ、

気が付けば
滞在時間:約2時間
使用金額:約8千円


大満足で店を出ました。


…もう帰ろうかな?
次行こうかな?


…もう1件行きます。


今回のお店
神戸牛炉釜ステーキ専門店 神戸炉釜工房(神戸元町・トアロード/ステーキ) - ぐるなび