松原亮嘉の酒場放浪紀VOL.5

酒場という聖地へ

酒を求め、肴を求めて彷徨う・・・





松原亮嘉の酒場放浪紀

(まだまだネタは尽きない)


遅く起きた祝日、
散歩しながらやって来たのは
今日も紙屋町。

デオデオ本店横の「大昌」のある通りを
入ってほぼすぐの所にあるのが
今回の目的地。

お好み焼・鉄板居食家 徳兵衛 紙屋町店」



長い廊下を抜け、
洒落たエレベーターホールから
2階へ上がると
カウンター席がお出迎え。

奥のテーブル席では
P.M.5:10ながら
既に出来上がっている一団がいた。


瓶ビールでたちまちビールと行き、
・瀬戸内小鰯のマリネ
・牛ホルモン焼き
・牛コウネ焼き
を注文。


瀬戸内小鰯のマリネは
小鰯の唐揚げをタレに漬けた
いわゆる南蛮漬けのようなもの。
水菜・玉葱・トマトが添えられ
特に水菜との相性が抜群。


牛コウネ焼きは肩バラ肉
(以前神戸で食べたブリスケと同じ部位)
シンプルに焼かれ
千切りキャベツの上に乗せられ
青ネギがかかった非常にシンプルな料理。
3つを一緒に食べると一層美味い。


牛ホルモン焼きは甘いタレに
キャベツと玉葱が一緒に炒められており、
キャベツと一緒に食べると
甘みと歯ごたえが良いバランスで、
玉葱と食べるとものすごく甘くて、
思いのほか飽きがこない。


ここでお好み焼きを注文。

1番人気が高いのは
徳兵衛スペシャル(そば入り又はうどん入り)↑で
生えび・生いか・豚肉玉子入り・ねぎかけだが
私は豚肉玉子イカ天入り(そば入り又はうどん入り)を注文。


しかし、この島風お好み焼というのは
本当に良く出来た料理だと思う。


キャベツは水分を飛ばしてうまみを凝縮させ
出汁の粉が良い香りを出し
そばはパリパリに焼かれ
それらを薄い生地と卵で挟む


皿で出す店も多いが鉄板の上で出てくる方が
生地に水分と油が溜らず飽きる事無く食べられる。


赤ワイン1杯では食べきれず
白ワイン1杯を追加する程に
そのボリュームはある。


お好み焼きを食べ尽くし
芋焼酎氷無水割で口直しをして会計。


¥5640也。


…さすがに今日は食べ過ぎた。
…腹に穀物が重くのしかかる。


…今日はおとなしく帰ります。


今回のお店
徳兵衛 紙屋町店(広島市/広島風お好み焼き) - ぐるなび